標記のとおりです。
元々原作を単行本でのっそり読んでいたのですが、多分学園祭編辺りで記憶が止まっています。
そんな中での実写化映画でした。
それより先にアニメ化もされているのですが、タイミングやらなんやらで未視聴です。
映画を観る前は「いや、高校生の話なのに、役者さん誰も高校生じゃないやん」とか「実写....」とか、どちらかと言えば後ろ向きの考えでしたが、「せっかく原作読んでるし、好きだし」「主題歌わつだし、こないだ生でnoise聴いたし」と思い、仕事帰りに映画館に立ち寄りました。
ワイ、大号泣です。
観客が自分ともう1人しかいない狭くて広いシアターの中で、涙が止まりませんでした。
ストーリーは原作で読了済の部分だったので、結果は知っているものの、その上で喰らうものがありました。
自分や他人の能力や才能を比較してしまったり、家庭の事情に阻まれたり、自分の正直な気持ちを貫けるかどうかとか。
私はとうにその時期(高校時代)は過ぎ去っているのに、結局過去も今も地続きで同じようなことで悩み続けていることを改めて自覚してしまいました。
友人達が結婚や出産をしたり、転職や転勤したり、人生の分岐点に立つ中、私だけが立ち尽くしているような気がしてなりません。
八虎が「自分は絵を描くことが好きである」ということを自覚し、リスクを承知で努力したように、私もそんな””何か””見つけたいよ。
イラストを描くのは好きで、美術部だった時期もあるし、大人になってもジャンルや画材を変えて描いたりするけど、特にどこかに発表する訳でも披露することも無いし、一眼レフで写真を撮るのは好きだけど、その写真で誰かに何かを伝えたいという程でもないし、音楽も好きだけど、世に何かを訴えたい程思うことも言いたいことも無いし、こどもの習い事程度のピアノスキルしか持ち合せないので、今更弾いてみようとも思いません。
それでも、です。
そのためには、食わず嫌いせずに何事にもチャレンジして、自分で触れて確認していくしか今のところ思いつかないので、まずは1歩から。
ちなみに、本編が始まる前にcloudの予告が流れてドロスを浴びたり、自担の青春ラブコメの予告で思わぬテロにあったりしました。
これだから映画館は辞められないよ。