映画「Cloud クラウド」を観た話。【ネタバレあり】

観た理由

[Alexandros]がCloud クラウドのインスパイアソングを担当することが発表されました。

新曲「Boy Fearless」が映画「Cloud クラウド」のインスパイアソングに決定! | [Alexandros]Official Site

その経由で映画そのものを知り、どんな系の映画なのか気になっていたところ、恋僕を観に行った時に流れた予告で心を掴まれました。

恋僕については、こちらをどーぞ!

meeeko607.hateblo.jp

ところで、映画を観る前にこの部分を書いているんですが、インスパイアソングは主題歌と非なるものなんでしょうか。

洋平さんが劇伴を意識して楽曲制作をしたとラジオでおっしゃられていましたが、もしかして本篇で流れなかったりします....??


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与太話ですが、映画館って贅沢じゃないですか?

サブスク等の配信で観れば、料金的にはお安く済むでしょうし、隣の人に気を遣わなくていいですし、自分の好きな時間に観れるとは思いつつも、劇場のあのスクリーンで観ることに意味があると思います。私はね。

ドリンクとポップコーンは「今回はどうしよっかな...」と悩んじゃう位には貧乏性ですが。

無くても生きていけるけど、あると多幸感溢れません?

 

観た感想(ネタバレ無しゾーン)

歌、流れなかったな。

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観た感想(THE ネタバレ)

以下箇条書きです。

思い出しながら書いているので、順不同ですし、理解が浅かったり、見落としている可能性は十二分にあるのであしからず。

・今回のテーマが転売ですが、身近な内容で誰でも加害者側にも被害者側にもなり得る可能性があるため没入しやすかったです。

・反撃者たちの背景の説明が100%には行われず不完全だからこそ、「そんなことで?」と体感で思う程度で襲ってくる感じが良くも悪くもします。

買い叩かれた電子機器メーカーの人はよく分かるとして、村岡先輩もまあ分かるとして、居留守を使われた滝本さんと転売に失敗した三宅さん達の気持ちは理解できないです。八つ当たりじゃない?

・なので、反撃者たちの初めての出番が遅くなればなるほど、「えっ、そんなことでこの狩りにご参加されたんですか...?」と思ってしまいました。三宅さんとか。

でも、その一線の基準は人それぞれちがうということを意識せざるを得ませんでした。

・人の死、近過ぎる。

・特に運送会社でダンボールを発送している時と東京から帰ってきた吉井さんが作業するシーンなんですが、第三者の目線の高さや隙間で吉井さんの後ろ姿が映るとドキリとしてしまいます。

・バスで新居の話をしている時に後ろの席の人がさも覗き込んで行く描写、逃げる場所も無いし、違法じゃないけど何だか気分が悪い感じ。気味悪。

・先輩の家や格好がちょっとずつ荒んでいっている気がします。運送会社で会った時の靴、足袋?便サル?

・吉井さんが佐野さんに「本物かどうかも分からないが、そんなことを確認する前に売ってしまうことが転売のコツ」と話していましたが、反撃達で三宅さんが中々被っているビニールを取らないことに腹を立てられてビニールを取無理矢理とらされるシーンだったり、三宅さんが他の反撃者の人と初めて会った時に「お互い関係を知らない方が都合が良い」と言われたのと同列の話なんでしょうか。言語化できないもどかしさ。

・転売がゲームみたいなものの気持ちはまあ分かるんですが、憂さ晴らしという名の復讐はゲームって言葉で片付けられなくないですか?

・村岡先輩と吉井さん、吉井さんとアシスタント、関わったのが運のツキってやつですね。

・というか、佐野君のことを吉井さんはどこで見つけたんでしょうか。今までの経歴も知らないようだったので、履歴書を見たという訳でもなさそう。

・明子が佐野君を誘惑するシーン、露骨に頑張ってるし、「私に手出さないの?それとも、りょーちゃんに言われてる?」に対して佐野君が「俺の勝手です」と返して、不機嫌になる明子。それは理解できます。

が、その後、すぐ家を出てくのは違うくない?それ待ちだったの?って思ってまう。

・明子の伝言が「ちょーつまんなかった」が本心で、「お世話になりました」と言い直していたので、やっぱり皆常識の範囲内の人たちだと思います。

・というか、明子と吉井さんは何きっかけでお付き合いを始められたんでしょうか。吉井さんが結構前から転売に手を出し、お金に執着している様子が垣間見えるのに、明子は倹約家の雰囲気がしないため、対極というか、コスパ悪そうなのにと思ってしまいました。やっぱ謎の女です、明子。

・最後の佐野君の車から見る外の風景、明らかな合成で「あ!cureで観たやつだ!」と思いました。

 

舞台挨拶(動画)を観ました。


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以下感想です。

200円で三宅さんの被っていた袋が作れるという話、要は設定上三宅さんがお金が無いので200円で袋と髪の毛っぽいやつを載せて作ったという話なんですが、本当にお金に困ってる人だったらコンビニのゴミ袋とかを基にしそうな気もします。ネカフェにゴミあったし。

でも、そもそも何で髪の毛っぽいやつを袋の上に載せたんだろう。袋かぶるだけでも良くないかい?


総括

ネタバレ無しで観て正解でした。

自分の理解の範疇からはみ出す人や考えが多く、目まぐるしく感じましたが。

また、自分が良くも悪くも人の顔と名前が覚えることが苦手である(今回だと菅田くん以外顔は見たことあるけど、どなたか分からない)ので、偏見を持たずに見ることができました。

それに、今まで監督や役者さんを気にして映画を観ることがほぼ無かったので、「らしさ」みたいなものを意識しながら観るのも楽しいなと思いました。

でも、映画館からの帰路でシャッフル選曲1発目でこの曲、ギャップにも程があるって。


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次はどんな映画を観ようか悩みますが、その悩む時間も含めてまた楽しみが出来て嬉しいです。おすすめ等あればいつでも有益情報お待ちしておりますので、ぜひぜひ。